2026/08/13
先日、40代の女性のお客様とのカウンセリングで、
とても嬉しいお話を聞かせていただきました。
以前のその方は、フィナンシェやパウンドケーキ、
レーズンサンド、コンビニやスーパーのシュークリームやショートケーキを、
毎日当たり前のように召し上がっていたそう。「今思うと恐ろしい量でした」と笑っていましたが、
お菓子代はなんと毎月5万円以上。
それが、通い始めてしばらくして、ふと「最近その出費がない」と気づいたのだそうです。
「どうしたんだろう?と思ったら、お菓子を食べなくなってた」と。
我慢して減らしたのではなく、気づいたら自然とそうなっていた——ここが、いちばん素敵なところです。
「白砂糖もあまり取らなくなって、お金も貯まって、いいことだらけ」。
ダイエットのつもりが、暮らし全体がプラスの方向へ流れ出していました。
実際、今では毎月きちんと貯金ができるようになったそうです。
その鍵になっていた理由のひとつが、実は「お米」でした。
野菜があって、おかずがあって、ご飯がある。バランスのとれた食事でちゃんと満たされると、
甘いものへの渇望が静かに小さくなっていきます。
面白かったのは、その方が教えてくれたお話。
「元気」の「気」は旧字で「氣」、その中の字が「米」なのだそうです。
「気力を養うにはお米を食べなさい」という言葉をたまたま目にして、
「私、毎日白米を食べてるから、結果いいんだ!」と。
カウンセリングでお伝えしてきたことと、その言葉がぴたりと重なった瞬間でした。
もちろん、お仕事が忙しい日や生理前など、揺らぐこともあります。
それでも「私、今はこうだよね」と立ち返れること。
——自分の体と対話しながら選べるようになっている。
これは本当に大きな変化です。
そして何より嬉しかった一言。
「夜食を食べてたこと、忘れてました」。
無意識のルーティンだった夜のお菓子が、
いつのまにか記憶から消えるほど自然に、なくなっていたのです。
ダイエットは「我慢」ではなく「整えること」。
暮らしがこんなふうに軽やかになっていくのを見られるのが、この仕事のいちばんの幸せです。